満足のいく車の外装塗装をするために必要なこと

専門の業者に任せるのであれば、それほど神経質になる必要はないですが、自分で車を塗装するのなら肝に銘じておかなければなりません。それは下地作りに関してで、非常に面倒ではありますが、ここがうまくいけば、外装塗装はほぼ成功したと言っても差し支えはないでしょう。そのためにやっておきたいのは、車に塗られている古い塗装を剥がすことで、溶剤を使っても良いのですが、錆び止めまで取れてしまうと厄介なので、サンドペーパーを使用しておく方が無難と言えます。比較的目の粗いものからスタートし、徐々に細かいのにしていくと、短時間で仕上げることができるので試してみましょう。目安としては、全体的に白っぽく見えるようになっているかどうかで、少し離れた位置からチェックしておくとわかりやすいです。

この段階での修繕が仕上がりを左右します

車についた少しくらいの傷なら問題ないと考えてしまいがちですが、仕上がりを左右する部分でもあるため妥協は禁物です。引っかき傷程度なら、サンドペーパーで擦ってやると目立たなくできますが、それでも消えないなら、バンパー、マフラー、ボディとそれぞれ専用のパテがあるので適したものを使います。埋めて乾燥すると痩せて凹む場合があるので、あらかじめ多めに盛っておき、余分な部分はサンドペーパーを使って滑らかにしておきます。表面には細かなホコリやゴミが付いているので、丁寧に洗って水気を完全に取り除き、それができたらサーフェイサーを全体に振りかけていきます。この作業の意味は、その後に行なう塗料の食いつきを良くするためと、細かな傷を見つけやすくする役目も担っているので、削って埋めてサーフェイサーを使う、という作業をひたすら繰り返します。

手間を惜しまないのがきれいにするコツです

いよいよ塗装に入るのですが、その前に確認しておきたいのは、十分に塗料が用意できているのかという点で、一旦始めてしまうと、途中で足りなくなったから買いに行くというヒマはありません。スプレー缶を選んでいるなら、記載されている使用範囲よりも多めに買っておくと、いざという時に困らなくて済みます。きれいに塗りたいのであれば焦りは禁物で、一回で仕上げてやろうとするとかなりの確率で垂れてしまい、見栄えが悪くなります。それを避けるにはとにかく薄く塗るのを心がけ、下地が透けてしまっても気にしないことです。三回から五回ほどに分けて完成させるというくらいの気持ちで、塗装しておくと良いでしょう。最後にウレタンクリアという特殊な塗料を使うと、紫外線で色落ちしたり、小石が当たって塗装が剥がれるのを防げます。